
海外インテリアを日本で活かすには? — 「憧れ」を暮らしやすさに変えるデザイン術
海外インテリアに憧れる方は多いです。
私自身、海外で暮らす中で美しい空間や自由なスタイルに魅了されてきました。
でも実は、海外のインテリアをそのまま日本に持ち込むと、うまくいかないことが少なくありません。
これはセンスの問題ではなく、暮らし方・文化・住宅構造の違いが大きく関係しています。
海外で素敵だったものが、日本では成立しないことも
例えば、カナダで譲り受けたベッドフレーム。
とても気に入っていたのですが、日本のマンションではサイズが合わず、設置できませんでした。
また、カナダで購入した大きなキャンドルデコレーションも、日本では飾る場所がなく、泣く泣く手放した経験があります。
海外では素敵だったものが、日本では使いづらい。
この経験から、私は「デザインは見た目だけでは成立しない」と強く感じました。
日本と海外のインテリアの違い
① 暮らし方の違い
海外はオープンキッチンが多く「見せる」文化。
日本は収納や動線が重視され、日常を整える工夫が発達しています。
② 座る文化の違い
欧米では椅子中心、床に座る文化はほとんどありません。
日本では和室や床に座る生活があり、視線や家具の高さが変わることで居心地も変わります。
③ 玄関・靴文化
海外は靴箱がない家も珍しくありません。
日本では玄関収納が重要で、生活動線にも大きく影響します。
④ 床素材と家具の関係
中東などではタイル床が多く、それに合わせた家具選びがされています。
床の素材が違うと、合う家具の素材・色・重さまで変わります。
⑤ 空間サイズとアートのスケール
海外では壁が広く天井も高いため、大きなアートが自然に映えます。
同じアートを日本の住宅に持ち込むと、圧迫感が出ることがあります。
海外インテリアは「翻訳」が必要
海外の美しさや自由さはそのままにしつつ、
- 日本の動線
- 収納習慣
- 空間サイズ
- 家族の過ごし方
に合わせて調整すること。
その「翻訳」を行うことで、見た目だけでなく、日常の使いやすさまで含めた本当に心地よい空間が生まれます。
私が大切にしていること
海外経験を通して学んだのは、
デザインは飾りではなく、日常を支えるもの
小さな違和感を減らすことで、暮らしの心地よさは大きく変わる
ということです。
だから私は、海外インテリアの魅力を活かしつつ、
- 心地よく過ごせる住まい
- 日常が少し楽しくなる空間
- 長く愛せるインテリア
に変えるお手伝いをしています。
最後に
海外インテリアに憧れているけれど、
- 「どう取り入れたらいいかわからない」
- 「おしゃれにしたいけど暮らしにくくなるのは不安」
そんな方こそ、ぜひご相談ください。
あなたらしい暮らしを叶えるお部屋を、一緒に作っていきましょう。
日高 めぐみ
【あなたらしい心地よさを、空間に】
はじめまして。インテリアコーディネーターの日高めぐみです。
私が大切にしているのは、見た目の美しさと、毎日の暮らしやすさが調和した住まいづくりです。好きな家具や写真はあるけれど、どう組み合わせればよいかわからない。新居を整えたいけれど、選ぶことが多くて迷ってしまう。そんなときは、まず、どんな時間を家で過ごしたいかをお聞かせください。
カナダ・スイス・UAEでの約12年間の暮らしを通して、住まいは単に過ごす場所ではなく、心を休め、毎日を支える居場所だと実感しました。
ドバイ政府認定校ではインテリアデザインを体系的に学び、Interior Design Diplomaを取得。現地家具ブランドでインテリアスタイリングの実務も経験しました。
お客様の好みや価値観、家族との過ごし方を丁寧に伺い、家具・照明・カーテン・色・素材を一つの空間として、完成後のイメージを共有しながら進めます。
新築・リフォーム、引越しに伴う住まい全体のコーディネートから、LDKや寝室など一室のご相談まで対応しています。まだイメージがまとまっていなくても大丈夫です。あなたにとって心地よく、長く愛せる住まいを一緒に考えていきましょう。
対面は東京23区・神奈川県・首都圏近郊を中心に、オンラインは全国からご相談いただけます。
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